• 多汗症に悩む患者さんには共通する特徴がある

    多汗症に悩む患者さんには、共通する特徴があることが多いのですが、その第一は性格です。

    多汗症のみなさんは例外なく真面目で、完璧主義に近いほどに頑張り屋さんの人が多いようです。当然に負けず嫌いな面が強くもありますし、更にかなりの恥ずかしがリ屋さんでもあります。

    言い換えると、1人の人間のなかに、外に向かう性格と内に向かう性格が混在しているような状況ですが、これは裏表のような関係ですので、なにかと対立し、葛藤してしまうのです。

    そのような性格の人の場合は、多汗症の対策に関してもとても熱心に立ち向かいます。全力で自分で調べあげるなどして、はじめはなんとか自力で治そうとします。

    ですが、ある面恥ずかしがリ屋でもあるので、なかなか他人に自分が多汗症であることが打ち明けられず、一人で悩みを抱え込んでしまうのです。

    もしくは、勇気をだして家族や親友などに悩みを打ち明けても、逆に「そんなことで悩んでいるのか」といわれてなおさら落ち込んでしまう傾向もあるものです。

    結局は自分への意識が強いだけに、傷つきやすくもあるのです。そうこうするうちに、いつまでも治らないもどかしさや、専門でない医療機関でいい加減な対応をされたりするうちに、他者にも自分にも頼れなくなってしまい、どうしていいか分からなくなってしまうのです。

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