多汗症の原因とは何か・手掌・わき・顔・全身

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多汗症改善.comでは多汗症・手汗・わき汗の原因と治療対策など関連知識を解説しています。

多汗症の原因とは何か・手掌・わき・顔・全身について

多汗症は、異常な量の汗がドッと出て、手のひら・わき汗・足裏・顔がビチャビチャに濡れてしまう症状ですが、原因はほとんどの場合が、「もともと体の必要な機能が少し過剰に働いてしまっている・・」という状況です。

だから安心して多汗症は治せますので、「不治の病じゃないのか・・精神障害が原因じゃないのか・・」という心配はしなくて大丈夫です。安心してください。

たいていの病院に行くと、「気にし過ぎですね」などと先生に言われて、多汗症の原因がうやむやになり、かえってあれこれ考えて不安が増大し、多汗症が悪化する場合もあります。

多汗症の原因である汗をかく機能は、もともとは必要な大事な機能なわけです。人間は体温調節に汗をかく必要があり、汗がかけなければ熱中症で死んでしまうのです。

また、手に汗をかけなければ、物を持とうとしても滑って持てなくなってしまいます。

汗がかけない人がいますが、それこれが本当の病気であり、多汗症の方はむしろ汗をかく機能が優れている・・ということも言えるのです。

多汗症で出る汗は、エクリン腺というところから出ます。手のひら・足の裏・顔など全身にあります。「わきが」の原因はまた違いますので別のページでお話します。「多汗症=わきが」ではないので、気にしないでください。

ちなみに、手のひらに大量の汗をかく症状は、「手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)」、足裏の場合は「足蹠多汗症(そくせきたかんしょう)」と呼ばれています。

多汗症の原因をあえて言うならば、「交感神経の反応が強い」ということになります。「単なる精神的なもの」ではないのです。生まれつき、この交感神経の反応が強い人もいて、例えば、生まれて間もない赤ちゃんの頃から汗かきで、その子のお母さんが「この子はいつも足が汗で濡れていて靴下をはかせるのにいつも苦労した」・・という例が実際にあります。

病気ではないのですけれども、交感神経の反応が生まれつき強い・・というのが、多汗症の原因になっていることがあります。

また、生まれつきその反応が強いわけではないのに、何かのきっかけで強くなってしまった・・ということも起こります。

例えば、たまたまものすごく緊張することがあって、その際に誰かと手をつないだり触られたりして、その時に汗の事を指摘されて、嫌な思いをしたことがキッカケで反応が強くなってしまった・・という場合です。

いずれにしても、交感神経の反応を穏やかにしたり調節することはちゃんと出来ます。方法は色々で、ツボ刺激も良し・漢方も良し・認知療法も良しです。薬を飲んだり病院で手術を受けなくても、治る場合が多々ありますので、まずは簡単なことから調べてやってみましょう。

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